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市民風車

 

 

◆市民風車をつくろう!

原子力や化石燃料に依存しない社会、ほしい電気を択べる仕組みをつくるためには、いまよりもっと自然エネルギーを広げていく必要がある。エネルギー(電気)は私たち社会全体でつかうもの。誰かにお願いするのではなく、ほしい電気は自分たちの手でつくろう!風車の建設に挑戦しました。建設計画、資金調達、手探りで進めるなか、たくさんの人たちの協力をいただき、日本初の市民風車は誕生しました。



北海道グリーンファンドが設立してから約2年。グリーン電気料金運動に参加している会員が心待ちにしていた「私たちの風車」が、2001年9月に北海道浜頓別町で運転を開始しました。この風車は日本で初めて市民出資によって建設されたことから「市民風車」と呼ばれています。総事業費の約8割が市民出資によって賄われています。

風車の建設費用は2億円(2000年当時、出力1000kW級)。当時は補助金もなく、建設計画をもとに、金融機関からの借入で資金調達することを予定していました。ところがNPOが計画した風力発電のプロジェクトに対して億単位の融資をしてくれる金融機関はありません。考えてみれば当たり前のこと、北海道グリーンファンドはまだ設立2年目、会員寄付の基金もまだほんの少しです。

金融機関からの融資が難しければ、一般の方から出資を募ることはできないか?新たなアイディアをもとに、始まった試行錯誤。基本的な枠組みの設計から事業のキャッシュフローの精査、そして実際の契約書の完成に至るまで、飯田哲也さん(NPO法人環境エネルギー政策研究所所長)の他、公認会計士や税理士、弁護士、金融機関、風力事業者等と何回も会合を重ねて、そうした関係者の貢献を得ながら新しい市民出資によるファイナンスモデルが出来あがりました。

金融機関でもなく証券会社でもないNPOが、不特定多数の市民から資金を調達するための新しい資金調達の仕組みは、その後の市民風車の取り組みや太陽光発電(備前グリーンエネルギー、おひさま進歩エネルギー)など、各地の地域主導型の再生可能エネルギー事業に活かされることになりました。

株式会社浜頓別市民風力発電は、株式会社市民風力発電が設立した事業目的会社。 (株)市民風力発電ウェブサイトはこちら

10年の思いでアルバム はまかぜちゃん
市民出資にはおおぜいの人が参加しました。出資のきっかけは人それぞれ、たくさんの仲間の夢が1本の風車として形になりました。また「風車建設に使って」と出資以外にもたくさんの寄付もいただきました。出資や寄付など関わり方は様々だけど、どこよりもかわいい「私の風車」です。
この市民風車には浜頓別町教育委員会の協力により、地域の小学生を対象に愛称を募集し、「はまかぜ」ちゃんという名前もつけてもらいました。次世代により良い未来を残したい、未来の主役たちに地域の再生資源が秘める可能性、すばらしさを知ってもらいたい、という思いもありました。当時小学5、6年生だった2名の名付け親も、11年か経過した現在は、二十歳を越えている頃です。

オホーツクの風と私たちの夢を力に「はまかぜ」ちゃんは今日も元気に回っています。



 

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