市民風車
 

 

北海道グリーンファンドとは  >>  設立趣意書

 1999年―21世紀の到来を目前に控えた私たち「市民」は、未来に向けた新たな選択を宣言いたします。

 現代社会の異常なほどのエネルギー消費は、すでに限界に達しつつあることは誰もが気づき始めています。このまま大量に生産し、消費し、廃棄する社会のあり方を続けていけば、まちがいなく21世紀には限界を越え、地球環境とあらゆる生命の破滅的な危機に向かわざるをえません。

 では、そうした危機から回避するための社会とは、どういう社会なのでしょうか。
 それは、社会全体でエネルギーの消費を抑制、削減し、自然エネルギーの利用を大胆にすすめる社会です。
 そして、そうした社会をつくるためにいま必要なことは、市民の手によるエネルギーづくりの実践です。つまり市民自らエネルギー消費を抑制し、自ら資金を拠出して環境負荷の少ないグリーンな電力を生産することで市場を動かし、そうした電力を市場の主役に育てようという実践です。また、そのような実践をもってする電力事業を中心とした社会制度変革のための政策提案です。

 北海道グリーンファンドは、そうした目的を達成するために、次の2つのプログラムを中心に活動を進めます。

@「グリーン電気料金制度」
会員が、月々の電気料金に一定率の「グリーンファンド」を加えた額を支払い、グリーンファンド分を自然エネルギー普及のための「基金」にします。グリーンファンド分を定率にする理由は、環境保全のために必要な社会コストを、応分に負担し合おうという考え方からです。つまり、エネルギーを使っている量に応じて負担し合おうということです。また、グリーンファンド分を節電することで、その分だけ環境負荷を下げ、環境保全に貢献することにもつながります。

A「市民共同発電所」による非営利発電事業
グリーンファンドを原資に、市民の手による自然エネルギー発電所づくりをすすめ、非営利の発電事業に取り組みます。

地球温暖化もない、原子力にも頼らない持続可能な社会を、市民自らの手で創り出していくために北海道グリーンファンドを設立します。

1999年7月17日
発起人一同