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2024年11月26日
市民風車見学会および望来獅子舞を見学しました
9月7日、北海道グリーンファンド等が主催する市民風車出資者を対象とした風車見学会を開催しました。見学会は、市民出資を募集した「風の杜いしかり発電所(かりんぷうJr.)」、「石狩コミュニティウインドファーム レラくる」、「厚田市民風車 厚福丸・あい風未来」の3カ所の市民風車と、厚田区望来にある石狩望来風力発電所です。石狩望来風力発電所は、市民風車の開発・保守管理を担う株式会社市民風力発電などが運営する望来古平風力発電所株式会社の風力発電所です。
見学した市民風車は、設置した年、メーカー・機種、基数が異なります。参加者はそれぞれの特徴などの説明に耳を傾け、風車に記銘されたご自分やご家族のお名前を探して、記念撮影されていました。また、かりんぷうJr.、レラくるがある石狩湾新港地域には港湾エリアに洋上風力発電所が稼働しており、近くの岸壁からその様子を見学しました。厚田区の厚福丸・あい風未来の見学のあとには、地元有志(厚田区おもてなしボランティアスタッフ)のご協力で、厚田産品によるおもてなし料理に舌鼓を打ち(「とてもおいしかった」の声多数)、道の駅石狩「あいろーど厚田」で日本海を望む眺望とお土産選びを楽しみました。
望来獅子舞を見学した石狩望来風力発電所は、地域と共生する再生可能エネルギーの導入に取り組む3社(株式会社CSS、有限会社稚内グリーンファクトリー、株式会社市民風力発電)によって運営されています。昨年も風車下で望来獅子舞の演舞が行われており、また、地元のみなさんからも、この時期に厚田に来るなら是非との声をいただき、見学することになりました。
望来神社の秋季例大祭および豊年まつりは、9月7日、8日の2日間、行われました。望来神社境内での奉納獅子舞ののち、地区内各所で獅子舞が舞を披露するなか、昨年に引き続き石狩望来風力発電所下でも披露されました。この日は天候にも恵まれ、さわやかな青空のもと、真新しい装束での荘厳な舞でした。この装束は、望来古平風力発電株式会社が地域共生の一環として今年度、寄贈したものです。
参加した出資者のみなさんは、望来獅子舞に興味津々、子どもたちの一生懸命な演舞に大きな拍手を送られていました。「望来獅子舞を見れて良かった」「厚田村の歴史を少し知ることができた」といった感想もいただきました。
【望来獅子舞保存会に獅子頭・胴幕など獅子舞装束を寄贈】
獅子舞披露に先立ち、望来古平風力発電株式会社より寄贈した獅子頭・胴幕ほか獅子舞装束の目録授与が行われました。これからも地域伝統文化継承のお手伝いなど、地域も皆さんに喜んでいただける取り組みを続けていきたいということです。