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グリーン電気料金制度Green Electricity Tariff System

グリーン電気料金制度とは

「グリーン電気料金制度」とは、月々の電気料金の5%を寄付として拠出し、自然エネルギーによる市民共同発電所の建設資金としてグリーンファンド基金に積み立て運用する仕組みのことです。1ヶ月の電気料金が8千円だとしたら、4百円が基金となります。また、電気料金をさらに上乗せするのではなく、5%分省エネして浮いた分を基金にしようと呼びかけています。

会員のみなさまの賛同、協力によって積み立てている「グリーンファンド基金」は、市民風車の建設資金の一部として活用しています。

北海道グリーンファンドの「グリーン電気料金制度」には3つの利点があります。

  1. 環境にやさしいエネルギー未来への意思表示ができ、誰もが気軽に環境のためになることを継続的に続けられる仕組みをつくること(電気代5%の寄付)。
  2. 電気料金5%の寄付は節電することで生み出し、電気の使用量を減らすこと(電気使用量の5%削減)。
  3. 自然エネルギー普及のため市民共同発電所を市民の手でつくること。
    しっかり省エネして、必要なエネルギーについてはできるだけ自然エネルギーにシフトしていく…そんな未来をめざしています。
どうして電気料金の5%分なの?

定率にした理由は、自然エネルギー普及という環境保全のためのコストを応分に負担しあおうと考えたからです。また、グリーンファンド分は「電気料金に上乗せ」するのではなく、「節電する」よう呼びかけています。会員一人一人がちょっとずつ省エネすることでその分だけ環境負荷を下げ、 環境保全に貢献することにもつながります。
※北海道電力と契約している方が対象です。
※事業所会員は1%以上の料率を任意で決めます。
※北海道電力以外の電力会社と契約してる方など、電気料金の5%分の寄付が難しい方には、年間定額(個人1口3千円/年、5千円/年 団体法人1口1万円/年)の会員登録をお勧めしています。

電気代の支払いはどうなるの?

この制度に参加すると北海道グリーンファンドが、北海道電力に代わって銀行口座から電気料金とグリーンファンド分を足した金額を引き落とします。北海道グリーンファンドはお預かりした電気料金を北海道電力に支払います。(グリーン電気料金制度の仕組み図参照)

5%分は何に使われるの?

グリーン電気料金制度やその他の寄付金とともに、「グリーンファンド基金」として積み立て、市民風車の建設資金として拠出しています。2001年9月に誕生した「はまかぜ」ちゃんの場合、建設のために設立した株式会社北海道市民風力発電(現:株式会社市民風力発電)の資本金として1000万円の基金を拠出しました。
なお、NPOとしての決算報告、活動報告、方針などは総会にて討議し、ニュースレターなどにより全会員に配布しています。

北海道以外に住んでいても
会員になれるの?

グリーン電気料金制度に登録できる条件は、北海道電力と契約している個人、団体、法人です。北海道以外に在住の方や電力契約などの都合でグリーン電気料金制度に参加できない方には、年間定額(個人1口3千円/年、5千円/団体・法人1口1万円)の寄付拠出による会員登録もございます。お気軽にお問合せ下さい。
お問合せ先:TEL 011-280-1870 (平日:午前10時から午後5時まで)