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2024年4月30日
市民風車「かぜるちゃん」の電気 石狩市内の小中学校などへ供給開始!
「かぜるちゃん」が発電した電気が、石狩市内の小中学校15校、石狩市民プールなど8つの公共施設で使用されることになりました。
「かぜるちゃん」は今から19年前、2005年に誕生しました。その当時、電気はすべて北海道電力に売電していました。「電気は誰が使っているの?」当時良く頂いた質問です。あなたに風車の電気を使ってほしくても、あなたがこの電気を使いたくても、それは難しい。そんな時代でした。あれから長い年月が過ぎていくなかで、法律、制度は少しずつ、そして大きく変わり、あの時できなかった再エネ電気の地域内利用、その一歩を踏み出すことになりました。
2024年3月22日、この再エネ地産地活の取り組みを行う、市民風力発電、再生可能エネルギー推進機構、王子・伊藤忠エネクス電力販売は、石狩市と再生可能エネルギーの地産地活モデル構築に関する連携協定を結びました。石狩市民プールでは5月1日より、それ以外の施設では7月1日から「かぜるちゃん」の電気が使われるようになるということです。
「かぜるちゃん」の愛称は、当時、石狩市内の小学校1年生の男の子が「風でぐるぐる元気に回りますように」と名付けてくれました。これからも1kWhでも多く、電気をつくりだし、次の世代により良い環境を残せるよう、石狩市の脱炭素の取り組みに貢献できるようにと願っています。北海道グリーンファンドでは、「かぜるちゃん」をはじめとする石狩市内の市民風車などでの環境教育、普及啓発活動に取り組んでいきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。