「もっと自然エネルギーを増やしたい。」という市民の思いとお金で誕生した「かぜるちゃん」。2005年2月に北海道石狩市に建設された風力発電施設です。
「かぜるちゃん」のように市民の出資によって建設された風車は「市民風車」と呼ばれています。市民風車は全国で12基あり、「かぜるちゃん」は日本で4番目に運転をはじめた市民風車となります。
「かぜるちゃん」という愛称は、石狩市内の小学生が「風がたくさん吹いて、ぐるぐるまわりますように」という願いを込めて命名してくれたものです。オープニング記念の「風が奏でる音楽祭」には、たくさんの出資者や地元の方々がお祝いに駆けつけ、風車の電気で音楽を楽しみました。
地元の小中学生、道外からの修学旅行の受け入れ等、未来を担うこどもたちの環境教育の場として広く活用いただいています。 |